アルコールが完全に抜けることでめざましく回復する

精神科でアルコール依存症の治療を行うと、どのような治療効果が見込まれるでしょうか。まず、治療のために入院した場合、当然、お酒を飲むことはできなくなるので体内からアルコールは完全になくなります。また、アルコールを過剰に摂取し続けたことにより、胃炎を患ってまったく食事をとれなくなっていた場合、胃炎が治ることで食欲が回復し、痩せていた体も元に戻る可能性が高いです。もちろん、意思疎通も問題なくなり、表面的には見違えるほどの回復を果たす可能性が高いでしょう。

ただ、問題は退院後です。お酒を嫌いになる薬というのは開発されていないため、お酒を飲まない状態を続けるには患者本人が自分の意思でなんとかしなければなりません。入院して健康になったことでまた気持ちよくお酒が飲めるようになり、すぐに依存状態に逆戻りするケースも多いです。こういった現象は「スリップ」と呼ばれます。

誘惑に負けて再び依存状態に陥らないために

では、スリップを起こさないためにはどうすればいいのかというと、自助グループの助けを借りるのが有効といえるでしょう。定期的にアルコール依存症だった人たちと顔を合わせ、苦労を打ち明けたりすることでお酒を飲まないつらさと孤独を紛らわせるのです。また、精神科に通い続けてカウンセリングを受けるのも効果があります。

アルコール依存症になる人は私生活などで大きな悩みを抱えていることが多く、この悩みを取り除かないと結局、再びお酒に溺れてしまうことが多いからです。

気持ちが沈んでいる状態が続くと、仕事や家事に支障が出ます。新宿の精神科なら、丁寧に話を聞いてくれますから頼りになります。投薬などの治療も行っています。